国分町老舗の高級感あるバー『 SCOTCH BANK 』はホテルグランテラス仙台国分町の地下2階にある。一歩足を踏み入れれば、そこは異空間で、しばしその雰囲気に酔いしれる。店内に入ってすぐ右手にはカウンターがあり、ひとりで一杯楽しむのにも最適だ。キラキラ輝く鏡張りの店内、シャンデリアやグランドピアノ、眩い景色が目の前に広がる。
今回はステージを見渡せる席で、生演奏とともにウイスキーを味わうことに。テーブルの上の、ゆらゆら揺らめくアルコールランプの灯を眺めながら、最高の夜のはじまりに心がざわつく。実は、ボトルを入れるとナンバーを刻印した真鍮の鍵が貰えるということで、店内にはボトルキープされたお酒がたくさん!
まずは、ハイボールで乾杯。ウイスキーの香りが鼻に抜けなめらかな口当たりで飲みやすい。雰囲気もあいまって、リッチな気分になる。
Barの定番は乾き物のイメージだが、料理メニューも豊富で、なかでも「ウイスキー香るJAPANX特製スペアリブ(1,510円)」は、驚きのボリューム!コスパも半端ない!作り方もダイナミックで、7キロのスペアリブを仕込むのに、ウイスキー2本分に漬けるそう。骨に付いたお肉に無心でかぶりつく旨さ、非常に食べ応えのある一品。
しばらくすると、ステージで生演奏が始まった。演奏は毎日開催しているという。お客様のリクエストにも応えてくれ、さまざまな曲を演奏してくれる。素敵な歌声にうっとり。お酒もついつい進んでしまう。やはり音楽とお酒の相性は最高だ。しかも演奏は大音量なので、心だけでなく身体にも響き、全身で楽しめる。
演奏の余韻に浸りながら、さらに料理を食べ進める。「仙台味噌漬けの燻製カマンベール(860円)」は仙台味噌でマリネしてから燻製するそう。お酒に負けないおつまみにしたいという想いから、味は濃いめ。コクが増した和風チーズといった感じで美味しい。
次に、スタッフ一押しの数量限定「自家製ビーフジャーキー(980円)」をいただく。一般的なものよりもだいぶ柔らかく、噛むほどに旨みが出てくる。
そして「昔ながらのナポリタンスパゲティ(1,080円)」は、創業から伝わる伝統のメニュー。締めナポリタンするお客様も少なくないという。甘いケチャップたっぷりの懐かしい味は、まさにシェフ渾身の逸品!
今宵、最高の夜の締めくくりに選んだのは「季節のパフェ(860円)」。飲んだあとにちょうどいい大きさのパフェで、イチゴの甘酸っぱさと甘いチョコがさらなる幸せを運んできてくれる。
次回は、ソファー席で、生演奏に耳を傾けながら、より大人に、ウイスキーをロックで楽しみたい。