2019年4月25日にオープンした商業施設『かわまちてらす閖上』の一角に、シフォンケーキ専門店のカフェ『ミナモカフェ』はある。目の前を流れる名取川を眺めながらゆっくりしてもらいたいという想いから、こちらのお店をオープンさせたという代表の奈緒子さん。
幼い頃から何十年も温めてきた「カフェをやりたい」という夢を見事に叶えた。この時を迎えるまでに、数多くのカフェに足を運んで情報収集をしたり、得意のシフォンケーキ作りに磨きをかけてきたそう。
明るい店内は、地中海風の白とブルーがさわやかな心地よい雰囲気。水面をイメージしたロゴマークもとてもオシャレで、センスの良さはさすがだ。
人気№1のシフォンケーキは「バニラ(230円)」で、焼いても香りの飛びにくいバニラオイルを使用しているそう。ふんわりしっとりの食感がなんとも魅力的。ほっとする優しい甘さなので何個でも食べられそうだ。紅茶との相性が良さそうな、まさにシンプルisべストな一品。
人気№2は「コーヒーマーブル(250円)」で、バニラとコーヒーの合わせ技が光る。茶色のマーブル模様がキレイで、ほのかに香るコーヒーの香りがいい。コーヒーが入っているだけでちょっと贅沢なシフォンケーキになる気がして嬉しい。
そして人気№3は「ココア(250円)」で、カカオが香る甘さ控えめのさっぱり系。子どもからご年配の方にまで愛される優しい味わいである。他にも「キャラメルバナナ(270円)」や「ロイヤルミルクティー(270円)」など種類も豊富。その日の気分に合わせて、ぜひ色々と試してみたい。
また、デザート系の他にもお食事系のシフォンケーキもあるということで、「クラムチャウダー(450円)」に+350円でトマトベーコンのシフォンケーキをチョイスし食べてみることに。野菜とあさりがたっぷり入ったあったかスープは、身も心も温まる。ふわっとトマトの香りが広がるシフォンケーキとの相性もバッチリ。シフォンケーキは意外とアレンジがきくケーキなのだと初めて知った。シンプルがゆえに素材の味が活きるし、逆に誤魔化しがきかないとも言えるのかもしれない。だからこそ、材料にもこだわり丁寧に作り上げているのだろう。
「ホットチョコレート(450円)」は濃厚ながらも甘すぎない飲みやすさ。なめらかな口あたりが最高だ。まったり過ごしたいティータイムにぴったり。
また、オレンジとベリーをたっぷり漬け込んだノンアルコールの「サングリア(450円)」は
アイスだけでなくホットもおススメ。
2019年12月1日には、2軒隣りにジェラート屋さん、その名も『ミナモジェラート』をオープンさせた。「観光地には必ずアイス屋さんがあるイメージだし、お客様にも喜んでもらえるんじゃないかな」と、お客様のニーズを満たすことに真剣に取り組んでいる。
12種類の中から、コーヒーと紅茶のダブル、いちごとラムレーズンのダブルをセレクト。
コーヒーはビターでいい苦味、紅茶は葉っぱの香りが引き立っていてまるで紅茶を飲んでいるよう。シャリッとした氷感もありすっきり大人の味わいだ。一方、いちごはミルク感たっぷりで濃厚、クリーミーなラムレーズンと、対照的なジェラートを楽しむことができた。
バナナまるごと1本入っている「バナナジュース(350円)」も都内では流行りつつあるというから要チェック!
より美味しいものを食べてもらいたい一心で、今もシフォンケーキの改良を重ねているという研究熱心な奈緒子さん。時にはイベントに出店したり、カフェを飛び出しての活動にも力を入れているのは、かわまちてらすという施設自体の集客にもつながってほしいから。また2月からはランチも始めたそうで、閖上に今もなお新しい風を吹かせ続けている。